改めて防災の意識を…「消防庁の防災マニュアル」をご紹介

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2018年6月18日の7時58分頃、大阪府北部を中心とした震度6弱の地震が発生。死亡事故やケガ人情報も報道されています。

 

近年では緊急地震速報など、数秒前に大きな地震が来ることを知れるようになりましたが、

 

それでもいつ何時に、大きな地震が発生するかわからないのが現状。実際に大きな地震に直面した際に、避難するための行動ができる精神状態であるかも難しいところ。

 

なので今回は、消防庁の「地震防災マニュアル」をご紹介します。

 

すでに読んだ事がある方も多いと思いますが、日頃から地震の際の正しい心構えを身につけておくことが大切です。

 

 

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まずは「とにかく慌てない」こと

 

「地震防災マニュアル」の“はじめに”にも記載されているように、まずは

地震が発生したとき、被害を最小限におさえるには、一人ひとりがあわてずに適切な行動をすること

が極めて重要とのこと。とにかく慌てないことです。

 

そして

そのためには、みなさんが地震について関心を持ち、 いざというときに落ちついて行動できるよう、日頃から地震の際の正しい心構えを身につけておくことが大切です。

と説明しています。

 

“備えあれば憂いなし”という訳ではありませんが、地震の際の正しい心構えを「知っている」と「知らない」とでは、だいぶ落ち着きも変わってくることでしょう。

 

場所毎の避難方法

 

「地震防災マニュアル」では、もし大きな地震にあった際、どのような避難を取れば良いか、場所毎に説明されています。

 

以下では、野外にいる時と乗り物に乗っている時の避難方法を、「地震防災マニュアル」に沿って紹介します。

 

住宅地

住宅地で強い揺れに襲われた際、気をつけたいのが建物の落下物や倒壊物。

心がけるべきことは

●住宅地の路地にあるブロック塀や石塀は、強い揺れで倒れる危険アリ。揺れを感じたら塀から離れる。
●電柱や自動販売機も倒れてくることがある。そばから離れるようにする。
●屋根瓦や二階建て以上の住宅のベランダに置かれているエアコンの室外機、ガーデニング用のプランターなどが落下してくることがある。頭上も注意が必要。
●耐震性能の低い住宅が倒壊する危険も。倒壊の際に、瓦礫や窓ガラスが道路内に散乱する可能性もあるため、周辺の状況に注意。

と説明しています。

 

オフィス・繁華街

オフィス街や繁華街は、建物のガラスや看板が落ちて来る事があります。

心がけるべきことは

●ビルの外壁や張られているタイル、看板などが剥がれ落ちることがある。鞄などで頭を保護し、できるだけ建物から離れること。
●繁華街では、店の看板やネオンサインなどの落下・転倒物がある。強い揺れに襲われた際には十分注意。

 

海岸

海岸で地震にあった際、一番危険なのが津波。避難指示や勧告を待つことなく、とにかく安全な高台や避難場所に向かうことを推奨しいています。

 

心がけることは

●近くに高台がない場合は、3階建て以上の建物を目指し、3階より上に上がる。
●津波は繰り返し襲って来て、第一波の後にさらに高い波が来ることもアリ。波が引いても絶対に戻ってはいけない。
●避難標識が整備されている場合には避難する際の目安になる。
●海水浴中の場合は、監視員やライフセーバーがいる海水浴場では指示に従って避難。

 

川辺

大きな地震の際、津波が川を遡って来る事があります。

 

心がけることは

●流れに対して直角方向に素早く避難。

 

山・丘陵地

山や丘陵地で最も危険なのが、落石物。落石に注意しながら速やかに危険な場所から遠ざかりましょう。

 

心がけることは

●登山やハイキングで山にいる時に強い揺れに襲われた場合には、まず落石から身を守ること。
●地震で地盤がゆるみ、崩れやすくなっている可能性アリ。ガケや急傾斜地など危険な場所には近づかないように。

 

運転中

運転中の際に、大きな地震にあった際、急ブレーキをして停車することは危険なのだそう。

 

予想外の事故に繋がってしまう恐れがあるそうです。

 

心がけることは

●揺れを感じたら急ブレーキは禁物。前後の車に注意しながら徐々にスピードを落とし、道路の左側に停車。
●エンジンを切り、揺れがおさまるまでは車外に出ないこと。可能であれば、カーラジオから情報を入手。
●避難の必要がある場合、車のキーはつけたままにし、ドアをロックしないで、窓を閉める。
●連絡先を見えるところに書き、車検証などの貴重品を持ち、徒歩で避難。
●車での避難は、緊急自動車などの妨げになる。
●高速道路では、高速走行しているのでハザードランプを点灯。前後の車に注意を喚起。
●高速道路では約1kmごとに非常口が設けられているので、ここから徒歩で地上に脱出することが可能。

 

鉄道

電車内で大きな地震にあった際は、つり革などにしっかり掴まるか、手すりなどに掴まって姿勢を低くして揺れが収まるのを待つと推奨。

 

心がけることは

●強い揺れを感知すると電車は緊急停車するので、手すりなどに掴まっておく。
●座席に座っている場合、低い姿勢をとって頭部を鞄などで保護。立っている場合には手すりやつり革をしっかり握って転倒しないように。
●停車後は、乗務員の指示に従う。

 

新幹線

新幹線では、早期地震検知警戒システム(ユレダス)が作動し、緊急停車をするのだそう。

 

心がけることは

●高速走行している場合が多いので、座席に座っている場合には、前に飛び出さないように座席の間に体を隠す。立っている場合には手すりをしっかり握って転倒しないようにする。
●停車後は、乗務員の指示に従いましょう。

 

地下鉄

地下鉄の場合、震度5弱程度の揺れを観測した場合は運転を停止するとのこと。

 

線路途中なら安全を確認し、低速で最寄りの駅に向かうそうです。

 

心がけることは

●地下鉄の運行速度は時速40~50km程度です。
●座席に座っている場合には、低い姿勢をとって頭部を鞄などで保護し、立っている場合には手すりやつり革をしっかり握って転倒しないようにしましょう。
●停電になっても非常灯が1時間程度は点灯するので、慌てずに行動しましょう。
●地下鉄によっては高圧電線が線路脇に設置されているので、勝手に線路に飛び降りると大変危険です。
●停車後は、乗務員の指示に従いましょう。

 

バス

バスは急な揺れがあった際、運転手が急ブレーキをかける場合があります。低い姿勢で手すりに掴まるなど、まずは転倒を防ぎましょう。

 

心がけることは

●座席に座っている場合、低い姿勢をとって頭部を鞄などで保護。立っている場合には手すりやつり革をしっかり握って転倒しないよう注意。
●停車後は、乗務員の指示に従う。

 

揺れが収まったら

 

「地震防災マニュアル」には、大きな揺れが収まった後の行動も紹介されています。

 

身の安全・出口の確保から、正しい情報に基づいた判断をするための心得・火災などの災害の確認・対処などが記載されています。

 

 

他にも確認して損のない情報が沢山

 

他にも「地震が起きる前に知っておくべきこと」「防災お役立ちツール」なども紹介されています。

 

常日頃の震災に対する心がけをしておくだけで、“しない”とでは大きく判断が変わってくると思います。

 

ソース

消防庁 地震防災マニュアル